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Cheese!2022年8月号は『王の獣』が盛りだくさん! ドラマCD試聴、キャストインタビュー、直筆サイン色紙プレゼントも!


『王の獣』単行本10巻の発売を記念して、発売中のCheese!2022年8月号では、超豪華『王の獣』の宴を開催!

 

 

『王の獣』表紙&巻頭カラーに加え、
☆ドラマCDふろく!スマホでダウンロードもできる!
☆袋とじふろく!全3種の美麗イラスト生写真が、ランダムで1枚入ってます!
☆ショート番外編との2本立て!

 

超豪華キャストによる『王の獣』ドラマCD第2弾が実現!!
試聴はこちら


藍月役:伊瀬茉莉也さん天耀役:石川界人さん麗雲役:中村悠一さん謡尾役:村瀬歩さん蘇月役:岡本信彦さんの、収録後インタビューを大公開!

 


――今回の収録についての感想をお願いします。

 

伊瀬茉莉也さん(以下、伊瀬氏):私は「王の獣」のいち大ファンで、この藍月がとにかく大好きなんです! なので、またこうしてドラマCDで演じさせていただけて本当に嬉しくて、自分の好きな作品の自分の好きなキャラクターを演じられるのは、本当に最上の喜びだと思っています! 
これまで録らせていただいたお話の藍月は、蘇月の敵(かたき)を討ちたい、敵だと思っていた天耀に復讐したいという気持ちから、みんなとそこまで打ち解けていなかったり、天耀に対しても、まだそこまで恋愛的な感情を抱いていなかったんですよね。でも今回は、結構距離が縮まっている2人の関係性のエピソードを収録することができたので、もうキュンキュンがとまらないです! 
不思議なことにキャラクターを演じていると、本当にその子と同じ気持ちになれるというか、天耀に対する見方がガラッと変わるんです。これまではどちらかというと天耀には気を許せない、蘇月のことしか考えていない、復讐のためだけに生きているという感覚が今回のお話になると、ただただ天耀様にドキドキ、蘇月もいて嬉しい!みたいなウキウキする感覚で収録していました!

 

石川界人さん(以下、石川氏):トラック1のほうでは天耀と藍月の関係性も前回のドラマCDより進んでいて、天耀として藍月がこんなにも明るく楽しく話しかけてくれるんだという嬉しい気持ちが台詞にのってしまいそうになるのを、自制心をきかせるというか…一生懸命いつもどおりの平常心で演じなければいけないと思っていました。
トラック2は番外編ということで、いけるところまでいってしまおうという気持ちで(笑)、これはさすがにやり過ぎだろう、ダメ出しを食らうだろう…と思って演じたところもそのまま通していただけたので、驚きもありました(笑)。
今回は伊瀬さんと岡本さんと収録させていただきましたが、伊瀬さんがこの作品をすごくお好きということで、僕らの中でわからない疑問点だったり、感情的な描写で困った時に伊瀬さんが補足してくださり、本当に藍月のごとくお芝居も含めて助けていただいたという印象です。

 

岡本信彦さん(以下、岡本氏):収録の直前に、“死んだと思われていたが、実は生きていた”という蘇月のキーパーソンぶりを改めて原作の先生から聞かせていただいたことで「すっごく重要なキャラクターなんだな」というのを実感して、プレッシャーが一気に強まった感じがしました。
でも、伊瀬さんと界人くんにわからないことは聞きながら、良い環境の中で収録できたと思います。3人一緒の収録だったので、藍月と蘇月という双子の雰囲気も掴みやすくてよかったです。

 

中村悠一さん(以下、中村氏):以前、ボイスコミックで演じさせていただいた時は、登場シーンが限られていたので、今回はどんな風に演じようか、非常に迷いがあったんです。でも今回は、特に番外編になりますが、長めに演じられるシーンが多かったので、麗雲の人物像とか性格、演じ方の振り幅というものが少し見えやすくなってきたように感じます。
いただいた役を演じる上で、初めて演じてみていきなりその役が完成するというのは難しいと思うんです。例えばシリーズでやらせていただいても、それこそ最終回にようやく形をなすのかなと思うぐらい、ひとりのキャラクターを作り上げるのは難しい作業だなと思っています。
自分の中にある要素が、演じるキャラクターと近いときは、初めから迷いが少ないこともありますが、麗雲に関しては、新たに収録をすることで「こんなことを考えているのかもしれないな」という引き出しが増えていくので、今回演じさせていただいて、僕自身がまた少し麗雲を知れたように感じました。

 

村瀬歩さん(以下、村瀬氏):前回の『王の獣』ボイスコミックに出させて頂いた時は、謡尾の台詞は本当に一言だけだったので、なかなか“演じた”という実感が生まれづらかったんです。でも今回はセリフが増えたことで、自分がイメージしていたものと、原作の先生の中のイメージをすり合わせて指示してもらい、心強く感じながら演じることができました。

 


――今回演じられて、気に入った、印象に残ったセリフやシーンを教えてください。

 

伊瀬氏:トラック1で印象的だったのは、まず天耀が麗雲に相談する「口づけしたくなる衝動とは、一体何か?」この質問が可愛いんですよ!天耀が!そんなこと麗雲に相談するんだ!なんて思ったり。それから綺麗で中性的な麗雲と謡尾の絡み。原作に出てくる「バカ麗雲」て台詞とか、絶対聴きたいですもん。
媚薬でほろ酔いになっている藍月を天耀がみつけて、どういうことだ!?って早口になってしまうシーンも素敵ですよね。あと、天耀からもらった腕輪が傷ついていないかって心配するシーンが、原作だと腕輪にすり寄って子ネコちゃんみたいになるのがすごく好きですね。天耀が自分の気持ちを落ち着かせるために布団をかぶせちゃうところも可愛いし、藍月が腕輪をとられてシュンとしちゃって、「僕はただ嬉しかったので」から「そんな顔をしないでください」って言うシーンが、まんがだとコマが変わっていて印象的な感じになっているんですよ!
トラック2は先生の描きおろしということで、麗雲も天耀もさらにはっちゃけているとうか、コミカルな部分がいっぱい見れて、いちファンとしてたまらないです。意外と天耀が絵が下手だということがわかったり蘇月は何をしても上手い、そつなくこなすんだということがわかったりして。藍月が「蘇月はいいよね。ハイスぺイケメンなんだもん。」ってシュンってなっているところに天耀が「藍月は一生懸命なところが可愛いから」って言ってくれて。絶対まんがだったら藍月がホワンホワンてなっていると思うんですよ!ここはそういう気持ちで演じました。

 

石川氏:トラック1は、原作のまんが準拠ということで、非常に真面目というか、藍月と天耀の関係性の変化に驚きました。藍月に対して出てしまった自分の欲を自制して、彼女のためを考えて自らの進むべき道の決意に改めていく天耀の力強さは印象に残りました。
トラック2は、はちゃめちゃでしたね(笑)。僕ら男性声優は女性向けシミュレーションゲームなどの声もやらせていただいたりするんですが、そんな特典ドラマCD的な、スピンオフでパラレルワールド的なものだったので、そのテンションに乗るように演じさせていただきました。

 

岡本氏:僕はトラック2のみの出演だったのですが、「都合の悪い匂いを誤魔化すのに香は必須だったし…」っていうセリフがあったんですけど、最初淡々と読んでしまったんです。そのあと、原作ファンである伊瀬さんから「今のシーンはファン心理的にはちょっと影があったほうがグッとくるんだ」っていうアドバイスをもらって、もう一回やらせてもらいました。全体を通じて明るいお話になっていて、声優ならではの早口言葉は最大限遊べたのではないかと思います。
皆さんに言いたいのは、「赤巻紙青巻紙黄巻紙」が綺麗に言えすぎたんでリテイクが出たという(笑)。頑張って少し甘噛みしました!という絶妙な部分を聴いていただけたら嬉しいです。

 

中村氏:トラック1では、まず冒頭の会話から前回とは違うアプローチができたんじゃないかと思います。前回の収録からですが、皇族の空気感というものをどう出そうか考えていました。普通の庶民たちとは違う、浮世離れした感覚って何かと考えた時に、麗雲は“相手と話しているけど会話をしない”んだろうなと。なぜかというと、側にいる人たちは基本的に彼の言うことを聞くわけですよね。麗雲の発言には、否定されるとか逆らわれるということがないし、相手に分かるように問いかける必要がない。「分かれよ!」っていうことですよね。言った後の相手からの反応は待たないというか、何か言われてもふーんって流せるのが皇子。そういうことを踏まえて演じさせていただいたので、天耀がいろいろこちらに対してリアクションしてくれますけど、それには引きずられない。他人の意見には左右されず「俺はこうするから」という自分の道を進んでいく人なのかなと思って演じました。
トラック2は、本編とは別のオリジナルのお話でしたので、ノリの良さとテンポやリズムがかみ合うように意識して演じました。ただ行き過ぎると麗雲というキャラクターから逸脱するので、そこにはすごく注意したのですが、この微調整がすごく難しくて。今回のお話では麗雲が仕掛け人になっているので、彼のテンションとか、誘導の仕方次第では、話の空気感が固まってしまうと思いまして。だからそこは気をつけなければいけないなと思いながら演じさせていただきました。早口言葉のシーンは、比較的難しくない早口言葉でよかったなと(笑)。最初の例として言わなくてはいけないので、僕が言えないと後が続かなくなってしまうので(笑)。

 

村瀬氏:トラック1のお話を読んだ時に、麗雲が中村悠一さんということで、なんだかすごいどきっとするシーンだなと思いました。自分がそっちのほうに気持ちを寄せすぎてしまっていたので、思った以上に甘えたというかべタッとした謡尾になってしまったので、「あ、そうか、もう少しツンケンした、自分を律した雰囲気を出さなきゃな」と思って演じました。そういうところが楽しかったりしましたね。信頼してないとあんな感じになれないですもんね。二人の関係性を、匂わせる感じで…。
以前の収録で喋った時もですが、謡尾は麗雲に対してはちょっとツンとしている感じだったり、藍月と蘇月に対してはこんなに面倒見がいいんだというのは、場面を通じて印象的ですね。
トラック2のほうはしっちゃかめっちゃかな感じが印象的です。早口言葉とか(笑)。楽しく演じさせてもらいました。ツッコミにまわったり、麗雲の態度に引いてみたり、いろんな立ち回りと表情を鮮やかに見せてくれるんだなと思いましたね。周りと比べると謡尾は比較的常識人なのかな。

 


――伊瀬様、石川様に伺います。共演された各キャラクターの印象をお聞かせください。

 

■蘇月について

伊瀬氏:今回は先生のオリジナルストーリーの蘇月だったので、ある意味本編とはちょっと離れた世界線の蘇月を見ることができました。明るいお話だったので本当に蘇月が戻ってきた日常のひとコマみたいな感じで、蘇月も飄々としてる感じでしたよね。蘇月は自分の中に人格がいくつかあるキャラクターなので、この蘇月は誰?どの人格なんだろう?というのは感じていました。

 

石川氏:僕らが初めて声をあてたドラマCDの時からだいぶ話が進んで、蘇月にはいろんな人格が存在していたことに驚きました。トラック2の蘇月の印象になりますが、率直に明るいんだなぁと思いました。岡本さんの演技が加わることで可愛らしい印象もあって、すごくフレンドリーな印象を持ちました。

 

■麗雲・謡尾について

伊瀬氏:麗雲は容姿端麗で、従獣の扱いもたぶん女性を扱うように上手でちょっと人タラシみたいな印象があります。それに仕える謡尾も、従獣なのにちょっと対等というか、関係性が皇子と従獣という主従関係よりも、すごい年上の彼とちょっと年の離れた彼女。年の差カップルみたいな感じがしていて、それはそれで萌えますよね。謡尾の、立場が下なのにマウントをとってくるようなところが麗雲は面白いと思っていて、大人の余裕も見せつつ関係を楽しんでいる印象がありますね。

 

石川氏:麗雲は割と引っ掻き回し役に徹していたので、今度はもっと会話をして、一緒に楽しむというお話もやってみたいと思いました。今回は麗雲に弄ばれる役回りでしたが、とても楽しく演じられました。僕自身、弄ぶ役も弄ばれる役もどっちも好きですが、今日はすごい気持ち良かったです! 弄ばれながらも、ご褒美があるし。天耀としたらこんなに良い飴と鞭ないですよ。転がされながら結局、藍月と蘇月のニャンニャンが聴けている。大ご褒美じゃないですか!これだけで100年生きられるかな(笑)。
謡尾は普段は従者として合いの手を入れる、俯瞰しているポジションだと思うんですけど、そこから逸脱した時にどんな感じになってしまうのかなという部分に興味があります。いわゆる渦中の人になったら、謡尾がどう動くのか、どういうボケとツッコミをするのかなというのは見てみたいですね。

 


――岡本様、中村様、村瀬様に伺います。演じていただいたキャラクターの印象をお聞かせください。

 

岡本氏:原作で読ませていただいた時は、藍月と似ていて可愛らしい印象だったんです。かつ美しく儚く中性的なイメージ。だから演じるのが僕でいいのかなぁという印象でした。収録の際に、雄っぽく、イケメン属性、多重人格の中のキャラクターの1人。若干粗暴さがあるようなキャラクターというところで「じゃあ僕でいっか!」と思いました(笑)。もっと僕自身が無理する範囲のキャラクターなのかなと思って気合い入れてきたんです(笑)。僕が思っていたよりも可愛くならないでくださいということだったんで、すごくやりやすかったです。
“女性の蘇月”は難しかったです。美人系を想像していたら、どちらかというとJKのイメージだと言われて、そこが大変でした。あ、若いんだ!と。若い女性の声を演じるより、妖艶な女性を演じるほうが音で聴いた際に聴きとりやすいので、ただの元気っ子にならないように注意しました。

 

中村氏:麗雲というキャラクターを演じさせていただく中で難しいのは、皇族としてのテンポや空気感。飄々とした中に、どこか本人も自覚していないような、少し人より目線が高くなっていると言うか、居丈高な空気感が必要なんだろうなということを感じました。

 

村瀬氏:文字面の印象ですが、謡尾は意外と周囲の人に対して面倒見が良さそうというか、困った人に手を差し伸べやすいというか、そういう部分が自分が思っていたよりもずっとあるんだなと。そこの余白をすごく感じましたね。みんなの声が入るとまた雰囲気が変わってくるんだろうな。

 

Cheese!8月号にも、キャスト全員から皆さまへのメッセージを掲載中!

 


さらに…

キャスト全員集合の直筆サイン色紙プレゼント!

 

今回の応募には、Twitterアカウントが必要です。
①Cheese!の公式アカウント(@monthly_cheese)をフォロー
②6月23日(木)にCheese!公式アカウントからツイートされる、キャンペーン対象のツイートをリツイート
以上2つで応募終了です。
※応募自体は何度でも可能ですが、同じユーザーに複数のサインが当選することはございません。
※鍵付きのアカウントの方は、ご応募の確認のため、当選発表までは制限を解除していただきますようお願いいたします。

 

【〆切】2022年7月22日(金)
【当選者数】3名様
【当選者発表】
当選者の方には、2022年8月中旬までに編集部より公式TwitterのDMにて直接ご連絡致します。編集部からのDMを受け取れる状態にしておいてください。
【注意事項】
応募期間中に、Cheese!公式Twitterでお気に入り登録やリツイートをする可能性がございますが、入選の可否とは関係ありません。

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